スタッフブログ

コンセプトとピラミッド

2014年07月16日 ひとりごと スタッフブログ

昨日のブログの記事、「説明が粗い」「コンセプトの大切さと、目的意識の例え話がリンクしない」などのご指摘をいただきました・・・。
( ̄▽ ̄;)
よって、本日は続きです。
まず、「そもそもコンセプトって何だ?」というお話。
先日、師匠から『黄金のおにぎり』という書籍をいただきました。
ブランディングについて、小説形式での解説しているのですが、中々面白いです。
10年くらい前に出版されたものですが、全然気になりません。、
個人的に好きな世界観です。
【参照】黄金のおにぎり
    http://urx.nu/ab80
で、コンセプトについて、この書籍から引用させていただくと、コンセプトの構造は以下の通りとのことです。
●コアバリュー
 ブランドが顧客に提供する価値の核心
●パーソナリティ
 ブランドを象徴する人物の人格(個性)
●ベネフィット
 ブランドが顧客に提供する具体的な便益
●ファクト
 パーソナリティとベネフィットを実現するための事実(仕組み)
はい。
これだけ切り取ると、ほぼ意味不明ですね。
コレを少々、手荒に大括りに要約すると
・事業を行う上で、絶対に「曲げられない」「譲れない」「変えられない」こだわり
・「あの会社(または店、ブランド)と言えばコレ」という、お客様や地域と共有された価値
という感じではないでしょうか。
で、一旦、昨日のピラミッドの話に戻ります。
昔々、旅人がエジプトで、石を運ぶ奴隷に「何をしているのか」訊ねたところ、
・ある者は「石を運んでる」と答え、
・ある者は「ピラミッドを造っている」と答え、
・ある者は「ファラオの墓を造っている」と答え、
・ある者は「エジプトの歴史を創っている」と答えた
というお話ですが、コレは何かに取り組む時の目的意識の違いを物語っています。
単純に、今、この瞬間に行っている作業そのものが目的になってしまったいる人もいれば、何かしらの建造物を造るという目的のために石を運んでいる人もいる。
あるいは、その建造物が何のために造られているのかを把握して、そのために石を運んでいる人もいる。
中には、長い長い未来を見据え、そこから今、自分が行なっていることの意味を深く理解している人もいる、という話です。
つまり、同じことをするにしても、人によって目的意識が異なる、ということです。
で、ようやく「ピラミッドの話」と「コンセプトの伝え方の話」になります。
弊社で会社案内などの販促ツールの制作をご依頼いただく際、まず最初に、事業のコンセプトを伺います。
その際、最初に伺うのが各社の事業の目的やミッションです。
「何のために事業を行っていますか?」ということを掘り下げます。
中には、どんどん掘り下がって経営者の夢と現在の取り組みが即、結びつく場合もあります。
しかし、残念ながら(極端に言えば)「石を運んでいる」的な回答が少なくないのが実状のようです。
それの何が問題かというと、「わが社ならでは」が見えない、つまり「選ばれる理由」が見えないのです。
そして、そういう企業ほど、コンセプトの重要性を伝えても響かなかったり、あるいは自社のコンセプトが曖昧なことに気づかなかったりします。
もちろん、コンセプトがシッカリしている企業であっても、忙しい日常の中、本来は「歴史を創るため」の石運びだったはずが、ウッカリ、石を運ぶための石運びになってしまっていることもあります。
なので、コンセプトと日常業務がバラバラになっていないか、定期的なチェックが必要です。
事業の目的やミッションは、コンセプトを構築する土台です。
日常業務に追われると、つい見失いがちなことですが、この「ピラミッドの話」、それに気づかせてもらうのに良いネタに思えました。
(弊社ももちろんですが)「何のために石を運んでいるのか」、そして、私たちが石を運ぶことでどんな価値が生まれているのか、改めチェックしてみましょう!

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