スタッフブログ

聖子ちゃんカット

2014年02月20日 ひとりごと スタッフブログ

先日、お世話になっている会社の会議に「成り行き」で参加させていただきました・・・。
海産物を取り扱っている会社なのですが、ネット販売を始めるとのことで、これまでに何度も業者との会議を重ねて来たそうです。
その時は、今後、販売をする商品について、価格やパッケージ、内容など、具体的な検討をしていました。
「このくらいの価格帯が買いやすいのでは?」
「こういうパッケージがウケが良いと思う」
など、活発な意見交換があり、話の内容も勉強になることが多かったです。
なのですが・・・。
なぜか、ワクワクできません。
何でだろうと思いながら話を聞いていましたが、その理由が後で分かりました。
議論の内容に「ヒト」が不在だったように思えます。
「モノを売る」ということに集中していたのでは?
そこに「相手を喜ばせる」という発想が欠けているような気がしました。
もちろん、価格やパッケージはとても大切です。
相手を喜ばせる要素でもあります。
でも、それ以前に
「この商品を買うコトで、お客様にどれだけ良いコトが起こるのか」
という発想が重要だと思います。
例えば、(古い事例でアレですが・・・)80年代はじめ「聖子ちゃんカット」という髪型が大流行しました。
【参照】聖子ちゃんカット(wikipedia)
    http://p.tl/Xguh
もちろん、流行っているから自分もやる。流行っている=(その時は)それがカッコイイから自分もやる、という考えもあるのでしょうけれど、そもそもは、「なりたい自分になる」ということが原点なはず。
そして、その「なりたい自分」になれるチケットを渡すのは、決して特別な存在ではなく、私たちの近くにいる町の美容師さんなのです。
古い事例を挙げたついでに80年代ネタで言えば、「トップガン」というトムクルーズ主演の映画が大流行し、まさに「猫も杓子も」と言わんばかりに誰もが「MA-1」というジャケットが大流行しました。
これも、単に防寒具としてアメリカ軍用品をモデルにしたジャケットが流行したワケではなく、映画に影響された多くの人が「なりたい自分になるためのチケット」を町の洋品店に求めたワケです。
つまり、消費者、特にモノ余りの時代を生きる「現代の消費者」は、モノとしての商品を求めているのではなく「なりたい自分になるためのチケット」として商品を求めているワケです。
それは髪型や洋服だけではありません。
例えば野菜。野菜そのものが好きという人もいるでしょうけど、「野菜=健康=幸せ」を買っているのではないでしょうか?
自動車もまた、機能性・安全性・燃費などの実質的な価値も然ることながら、移動の手段としてではなく、メーカーや車種によって得られるイメージ(=ステータス)が選択の大きなポイントになるのではないでしょうか?
前述の海産物も、例えば「晩酌が楽しみになる逸品」「家族(夫婦?)の会話が生まれる逸品」など、「なりたい自分」「憧れるシチュエーション」を想定し、「そのためのチケット」として、自慢の商品を発信していければ良いのでは、と思いました。

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