スタッフブログ

程ヶ谷紀行 ~其の参~

2005年11月27日 程ヶ谷紀行 スタッフブログ

保土ケ谷カトリック教会
~緑の丘から平和の祈り~
保土ケ谷区霞台にある保土ケ谷カトリック教会は1937年にフランス人のシェル神父によって設立された。閑静な通りに面した門をくぐると白いモルタル塗りの壁にアーチの窓が並んだ2つの建物(右手が司祭館、左手が聖堂)が見える。聖堂の前のマリア像は1988年に設立50周年を記念して設置された。
保土ケ谷カトリック教会では、毎週日曜日のミサを始め、結婚式、成人式、復活祭(イースター)、そして様々な分野でのボランティア活動など、幅広い活動を行っている。中でも印象的だった<結婚準備セミナー>は、「知り合いに奨められて仕方なく」と参加した受講者もセミナーが進むにつれ思わず熱心になってしまうとのこと。もちろん教会で式を挙げなくても、カトリックでなくても参加は可能。
このような平和な教会にも、かつて暗く悲惨な事件があった。終戦翌日(1945年8月16日)、当時の司祭、戸田帯刀氏が何者かの凶弾に倒れた。事件当日、軍が教会を接収していることを進駐軍が知った場合を危惧した戸田氏が「1日も早い解放」を軍に要求したことが、敗戦で絶望していた軍人の怒りに触れたことが原因ではないかと言われている(犯人の逮捕よりも「改心」を望んだ教会や遺族の意向があったため、犯人は不明)。当教会の「平和の祈り」はこのような悲惨な体験を経て、宗教云々を越えたものなのかもしれない。
現在の主任司祭・バリー・ケンズ神父はニュージーランド出身。在日約50年の間、全国各地で活動をしてきた自然と日曜大工と東山魅夷(日本画家)を愛するとっても気さくな親日家だ。
当教会は「開かれた教会」をモットーに誰でも見学することができる。一度、足を運んでみては如何だろうか。

【保土ケ谷カトリック教会ホームページ】
 http://hodogaya.catholic.ne.jp/

<<前のページに戻る
この記事へコメント
名 前: (必須)
Eメール: (必須)
U R L:
本 文: