スタッフブログ

程ヶ谷紀行 ~其の壱~

2005年09月26日 程ヶ谷紀行 スタッフブログ

神明社
保土ケ谷区神戸町の神明社は正式名称を『伊勢神宮領榛谷御厨(はんがやみくりや)総鎮守・神明社』と言い、その名の通り、伊勢神宮の分社で千年以上の歴史を持つ由緒ある神社である。
伊勢神宮は、天地の万物を照らし育む日の大神「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀る皇大神宮(内宮)と、生命の糧である食糧を司る豊受大御神(とようけおおみかみ)を祀る豊受大神宮(外宮)との総称。榛谷御厨とは昔の保土ヶ谷の地名(御厨とは平安時代以来、有力な神社の所領として諸国に置かれた荘園の一種。その昔、榛谷の地を開発した豪族が、占有権を確実なものにするために伊勢神宮の神領地として寄進したことから、榛谷御厨と呼ばれるようになった。)で、一説によればこの「はんがや」がなまって「ほどがや」になったと言われている。
つまり、「伊勢神宮領榛谷御厨総鎮守」とは、「伊勢神宮保土ヶ谷支店」ということになる。
ちなみに、神明社のある神戸(ごうど)町の地名は伊勢神宮の神領地であったことに由来している。
神明社の千年という歴史はあまりにも長い。千年という時間を現実的な時間として考えるのはまず不可能だろう。そこで、神明社を訪れた際に見てもらいたいのが社宝の大太鼓(拝殿内右手)だ。この大太鼓が作られたのは元禄三年(一六九〇年)。以後、現在に至るまで毎日使われている。千年の歴史とはいかないまでも、「現在」が「過去」の積み重ねからできていることを肌で感じさせてくれる宝物だ。
 これからも、初詣や成人式で神社を訪れる機会もあるだろう。その際、鳥居と拝殿を往復するだけではなく、境内をちょっと一回りするだけで、すぐ傍にあったにも関わらず、今まで気が付かなかった貴重な宝物に出会えるかも知れない。

【お知らせ】
 神明社のホームページが開設しました!
 http://www.shinmeisya.or.jp/index.html
 「郷土史」のページなどもあり、かなり情報盛り沢山のサイトです。
 是非、ご覧下さい!

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