販促戦略
2015年12月24日 スタッフブログ 満福ビジネススタイル
前回書いた通り、戦略とは、つまり作戦。
例えば、背後からの攻撃を防ぐため、断崖絶壁を背に陣を構えた敵に対して、意表をついて断崖絶壁を駆け下りて奇襲を仕掛けること。
この作戦があるからこそ、槍や刀で闘う戦術が生きてくるのです。
反対に言えば、戦略があっても戦術まで落とし込めていなければ販促活動が実践できません。
どちらが重要ということではなく、どちらも必要不可欠です。
販促活動においての戦略とは、一般的には「集客」「新規購買」「リピート」「ファン化」など、どのステージを狙った活動を行うか、ということを指します。
弊社の場合、それに加えいわゆる「マーケティングミクス」と呼ばれる「商品」「価格」「流通」も販促戦略と捉えます。
また、シンボルマーク、ロゴマーク、ネーミング、キャラクターなどの「シンボル」も戦略として位置付けています。
更に、それらを「大戦略」とし、それに対して「小戦略」というカテゴリーも設けています。
小戦略とは、例えば「クイズ」「季節」「教育」「冒険」など、大戦略よりも細分化されていて、戦術よりも抽象的、というポジションです。
例えば、「リピート」という大戦略を掲げて、「季節」という小戦略と「ポストカード」という戦術を組み合わせれば、既存顧客に対するグリーティングカードになります。
「集客」という大戦略に基づいて、「教育」という小戦略、メルマガという戦術を組み合わせると「無料メール講座」という販促活動が生まれます。
話題の塚田農場の名刺は、弊社のシステムで整理するなら
【大戦略】リピート × 【小戦略】出世 × 【戦術】スタンプカード
という形になるかと思います。
このように、今、見直すべき、あるいは取り組むべき課題を「大戦略」として大括りでピックアップし、そこから段階を踏んで、「小戦略」「戦術」と、具体的な行動を決めていくことで、バクチ的で場当たり的な販促活動に時間と労力を費やさずに済みますし、結果を見直す必要がある時は、どの段階を見直すべきかが容易になります。
ただし、実は戦略・戦術だけでは、まだ片手落ちです。
なぜならば、戦略と戦術はあくまでも手段。
言ってみれば、競合他社すべてが同じコトをできてしまいます。
あなたにしかできない販促活動、ブランディングを行うために必要不可欠なもの、それが「コンセプト」です。
あなただけの、あなたならではの「世界」を創ります。
次回に続きます。
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モノではなく<物語>を売る!
集客・リピート・ファンづくり
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山田浩和
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