市場を創造する
2015年12月17日 スタッフブログ 満福ビジネススタイル
マーケティングの考え方で、マーケットで占めるシェアや、経営資源の質の高低・量の多少で競争の地位を決める競争地位戦略というのがあります。
・経営資源の質が高/量が多・・・リーダー
・経営資源の質が低/量が多・・・チャレンジャー
・経営資源の質が高/量が小・・・ニッチャー
・経営資源の質が低/量が小・・・フォロワー
この考え方に当てはめると、私たち地域密着型の小規模事業者は「ニッチャー」になります。
「隙間市場」です。
ニッチャーは、大手が興味を持たない小さい市場の中で独自の技術を活かしシェアを獲得します。
ニッチ市場のリーダーです。
なのですが、コレはあくまでもマーケティングの教科書に則った考え方。
モノではなく物語を売る、私たちの「満福ビジネススタイル」では少々違う考え方をします。
「モノ」としての商品を売るのではなく、「自分の世界」で「物語」を売るので、そもそも既存のマーケットはありません。
「既存のマーケットが無い」なんて言うと意味不明、控えめに言っても不安になると思うので補足します。
我が家に最近、「スチームアイロン」というのがやってきました。
従来のアイロンと違って、ハンガーに掛けたまま洋服にアイロンを掛けられ、簡単にシワをのばせます。
厳密に第1号が発売されたのがいつなのかは分かりませんが、チョット前まで、少なくとも身近にはこんなのありませんでした。
今は楽天でもAmazonでもジャパネットでも大人気のようです。
同じく、「タブレット」なんてものは数年前までなかったし、スマホもしかり。
twitterもfacebookもlineもそう。
携帯電話だって、実質的に携帯できないヤツを除けば20年くらい前まではありませんでした。
パソコンもデジカメもそうです。
つまり、何を言いたいのかと言えば、みんな最初はマーケットなんてなかったんです。
誰かが作って、売り出して、少しずつみんなが買うようになってマーケットができたんです。
ただし、そこには「広げる努力」がありました。
それは広告宣伝や販売促進、営業、クチコミなどなど、様々ですが、誰かが広げて行った結果、マーケットができたんです。
私たちのモノではなく物語を売る「満福ビジネススタイル」でも、私たち自身が愛して止まない「笑顔商品」を地域に伝道していくのです。
私たち自身が物語の世界のマスターであり、エバンジェリスト(伝道師)なのです。
私たちのマーケットは、決して大きくはありません。
でも、それが強みでもあるのです。
マーケットの中で「顔の見える関係」を築けるのです。
地域の中にこそ、私たちが生きるマーケットがあるのです。
今日の記事はいかがでしたか?
みなさまからのご意見・ご感想、お待ちしています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
モノではなく<物語>を売る!
集客・リピート・ファンづくり
地域大好き!笑顔販促プランナー
合資会社 笑う門
山田浩和
yamada@hesochiku.com
横浜市保土ヶ谷区桜ヶ丘1-39-8
https://www.warau-kado.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★