トリックと販売促進
コレを読んでいる方の中にも、同席された方もいるかもしれませんが。
先日、マジックショーを観せていただく機会がありました。
「生」でマジック観るのって、ケッコー久しぶりでしたが、やはり面白い。
そして、やはりタネが分からない。でも面白い。
今回、観させていただいたのは、セミプロの方なのですが、それでも上手いんです。
マジックそのものも上手なのですが、観客を引き込むというか、会場を自分の空気にするというか、そういうのがとても上手でした。
で、それが上手くいくかどうかが、マジックそのものが上手くいくかどうかと、かなり密接な関係があるのだろう、と、後から思いました。
というのも、途中、ネタばらしもやってくれたのですが、(そのマジックに関しては)トリックの基本は「注目させる」ということのようでした。
つまり、例えば、右手に注目させている間に左手で細工をする、みたいな。
そして、右手に注目させるためには、観客を誘導しなければいけないし、そもそも、誘導するためには自分の空気に巻き込まなければいけない、そんな関連を感じました。
あらすじというか、段取りとしては、
●会場の空気を創る
●観客を注目させる&誘導する
●その間にトリック
●驚かせる・感動させる
●さらには、もっと観たくなる
こんな流れですね。
どれか一つミスしても上手くいかないし、一つ一つのステップが重要な役割を担ってる。
この演出とトリック、販売促進にも応用できませんか?
(くれぐれも「名刺からハトを出す」とかそういう意味ではなく・・・。)
ある意味、TVショッピングなんかが、まさにそれなのかもしれませんね。