「アイヌの鮭漁」的販促
今日はまた、一段と冷え込みますね。ブルッ!
と言っても、二十四節気では大雪、七十二候では大雪の末候、「鮭魚群(さけむらがる)」だそうです。
寒くても仕方ないですね。
※「鮭魚群」の鮭は、正しくは字が違いますが、表示不能。意味は、アノ鮭のコトです。
鮭と言えばアイヌ。
(とは限りませんが・笑)
アイヌ人にとって鮭は「カムイ・チェプ(神の魚)」と呼ぶほど貴重だそうです。
『日本の七十二候を楽しむ』(東邦出版/文 白井明大氏・絵 有賀一広氏)によると、アイヌ人が川に上ってくる鮭を獲る時、下流で獲り尽くすことはしないそうです。
つまり、上流で卵を産み、孵化して海へ旅立ち、再びこの川に帰ってくる日のことまで配慮しているとのこと。
自然と共に生きてきたアイヌの方たちの知恵とか感謝でしょう。
そして、それが正しい事であろうことは想像できます。
なのですが、自分たちに置き換えると、中々難しいことなのでしょうね。
比較が飛躍し過ぎかもしれませんが、例えば情報発信。
ズバリ!「ムダな情報」が多すぎます。
・・・という話ではありません。
(「このブログもそうだろ」と言われかねないし(苦))
相手が受け取れないほどの情報を一度に出し過ぎかもしれません。
コレって、鮭漁で言うなら「食べきれないほど獲ってる」ということに値するのでは??
例えば、名刺・会社案内・ホームページなどの販促ツールにしても、各々のツールの役割分担が出来ていなかったり、一つの媒体に一から十まで載せようとしたり、ということが多々あります。
その結果、受け取る側としては、読み切れない、というか、そもそも読む気すら起きない、ということが起こりがちです。
ツールの適性の合わせて、適切な情報を適量だけ発信し、次のコミュニケーションに繋げる、ということが販促にとっての「アイヌの知恵」的なコトになるのでしょう。