スタッフブログ

満たされない欲

2014年12月12日 ひとりごと スタッフブログ

というワケで、昨日の続きです。

本来、人を快適にするために生産されたあらゆるものが、返ってストレスの原因になっている、という話から、「人の欲」についての話です。

人の脳は「不快」を排除し、「快」を得るように出来ているそうです。
なので、空腹という不快に反応し、食を得るし、寝不足という不快に反応し、睡眠を取ります。
そして、「快」を得ている時、喜びの感覚を得ます。
ただし、これらの「快」というのは、ある程度満たされると、欲が治まるそうです。
たしかに、満腹になれば食べたくなりますし、タップリ寝れば目が覚めます。
「モノ」の利便性から得られる快適さも同様なのでしょう。
ある程度までで良いのでしょうね。それを越すと、むしろストレスになります。

一方、どれだけ「快」を得ても、ずーっと治まらない欲もあるそうです。
それが、人に喜ばれた時の「快」だそうです。
自己肯定感とか愛情とかに繋がるのでしょう。

以前から何度か書いている「マズローの欲求の5段階」に照らし合わせて考えてみます。
いわゆる低次の欲求、つまり生理的欲求や安全の欲求は、ある程度で満たされるし、それを超えると「害」にさえなる。
一方、高次の欲求、つまり「愛情」「承認」「自己実現」、さらには「自己超越」に関する欲求は満たされることを知らない。

たしかに、現在、マーケティングのテーマは「モノよりコト」「ハードよりソフト」と言われて久しいです。
が、現実的には「テクニカルにモノを売っているだけ」という域を脱していないのかもしれません。

既存の商品や技術でも、視点を変えることで何かしら、従来の価値から新しい価値に生まれ変われるものがたくさんありそうな気がします。
例えば、以前も書きましたが、ナイキのシューズがそれに当たるのかもしれません。
同社の製品は「裸足で歩くワケにはいかないから買う」のではなく、スポーツを通じて「チャレンジする人」つまり自分の成長に挑む人を支えるアイテムなワケです。

今のところ、ボンヤリとしか見えていませんが、そんな価値の変換ができたら大チャンスですね。
何せ「満たされない欲」なのですから。

<<前のページに戻る
この記事へコメント
名 前: (必須)
Eメール: (必須)
U R L:
本 文:

※現在、コメントはありません。