スタッフブログ

自分の世界を売る

2014年11月21日 ひとりごと スタッフブログ

地元・保土ヶ谷には、毎週1回、地場野菜を売っている呉服屋・時計屋・そば屋があります。
自社で養蜂してできたハチミツを売っている建設会社があります。
昨年、訪問させていただいた千葉県の不動産会社には、社内にカフェがあります。
更に、それとは別に、パンや手作り小物も売っています。

なぜ?

売れそうなものなら何でも売れば良い、幅広く商品を扱っておけば色々な人が引っ掛かってくる、という話ではありません。
少し独自の視点に偏った言い方になりますが、各店・各社の「世界」を売っている、という言い方ができると思います。

お客様が本当に求めているものは何ですか?
あなたが本当に売りたいもの、提供したいものは何ですか?
というお話です。

前述の地元の事例は、いずれも「地域に良い事をしたい」という店舗・企業の取り組みです。
もちろん、客寄せの意識が1mmもない、ということは無いと思いますが、「自分の世界」を売っているワケです。
保土ヶ谷の魅力を知ってもらいたい、という世界観を地場野菜やハチミツという形で表現して発信しています。
地域の人が顔を合わせられる場所を創りたい、という想いが自社内のカフェという形になっています。
「そばを食べさせるそば屋」だけではなく、「地元の魅力を発信したい高橋(仮称)さんの高橋屋」、という独自の世界観を創っています。
そして、そこにはその世界観に共感するお客様が集まってきます。

その視点で考えると、例えばクライアントモデルが「休日にリラックスして本を読むのが何よりの楽しみ」という本屋であれば、書籍だけでなく、座り心地の良い椅子やクッション、あるいは癒し系のCDを扱っても良いと思いす。
「女性をもっと美しくする」というコンセプトの婦人服店であれば、キレイな服がより似合うようになるためのエステサロンがあっても良いと思います。

繰り返しますが、くれぐれも、関連商品を並べて囲い込むとか、そういう話ではありません。
あくまでも、コンセプトありきです。
「どんな世界を創り伝えたいか」、という想いありきです。

各社から出版されている「業界地図」を見ても、「晴天」なのはごく一握りです。
なのですが、本当に問題なのは業種ではなく、業態にあるのかもしれません。

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